ここまで監督がヒロインに惹かれているアニメーション映画は初めてみた。特に横顔の画には印象的なものが多い。「走る」(=男を追う)場面での彼女の表情もとても魅力的に描かれている。
監督と千代子の重なり…
人生とは映画のようなものかもしれない。
次つぎに変わる舞台で役を演じる千代子と共に彼女の生き様を体感できる。
こんなに場面が変わっても分かりにくさはなかった。
最後の千代子のセリフ「あの人を追い…
「だって私、あの人を追いかけてる私が好きなんだもの」
人生の原動力になった人は彼だけど、一歩一歩進んできたのは自分だもんね、分かる〜。
黒澤明オマージュや小津映画っぽいフレーミングもあり、おもしろ…
千代子の記憶と現実が混ざり合って、様々な世界線を旅するような作りが面白かったです
ラストに向けて今までの回想シーンを細かく切り替える場面、今世からの旅立ちがロケットで表されている場面が印象的で好きで…
人を愛し通すことの果てしなさはその目的を不明瞭にして、大きくなりすぎた果てで呪いになる。
存在の不確かな相手を追いかける苦悩、もとい快楽。千代子が言い放った「追いかけてる私が好き」をそのまま解釈す…
2回観て納得、あまりにぶっ飛び過ぎて
ラストの言葉
「だって私あの人を追いかけてる私が好きなんだもの亅
いろんな映画や女優さんの要素を盛り込みながら、やっぱり原節子さんをイメージした。
何かを追い…
(C)2001 千年女優製作委員会