かゆ

千年女優のかゆのレビュー・感想・評価

千年女優(2001年製作の映画)
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役を演じる中に鍵の男を追いかける現実の自分が内在し、現実と虚構が融解している故の場面転換の繋ぎが素晴らしくてフロアで横ノリしてしまう。
現実でも虚構でも「どっちでもいいのかもしれない」のは立花が鍵を返したことで「あの人を追いかけている自分が好き」を取り戻したからか〜。月が満ちるように女、女優として満ちていっても、千年後も作品の中で、抗い演じ続けていた純真な千代子でいれるんだよ。
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