あざらし

ザ・スナイパーのあざらしのレビュー・感想・評価

ザ・スナイパー(2006年製作の映画)
3.0
「関わり合いにならない方がいい。後悔するぞ。」

モーガン・フリーマン主演の映画です。

大きな花には写真が飾られていました。写真は墓前に飾られていましたが、モーガン・フリーマン扮するフランク・カーデンはその写真をとり、燃やしてしまいます。

ニューヨークでは、男たちが集まっていました。彼らに親分と呼ばれたカーデンは、仕事の進め方を話し始めます。彼らは殺し屋のグループなのでした。

ナレーションがなく冒頭からいろいろな事件が起こるので、始めはストーリーがよく分かりませんが、モーガン扮するプロの殺し屋の親分が逃亡するのに、偶然居合わせた元警官親子が巻き込まれる話です。

殺し屋と出会ったのは森。
そんなところで警察を呼んでもなかなかやって来ません。
モーガン・フリーマン扮する殺し屋を逃さないように銃を突きつけながら、歩く親子。さて…

単なるサスペンス・アクション映画だったのを、モーガン・フリーマンがきちんとした映画に仕上げている感じのする映画です。彼の存在感はすごいですね。映画がピシッと引き締まります。

実際はこうはいかないでしょうが、映画としてハラハラしながら観るのには良い映画だと思います。

モーガンの殺し屋グループの4人がもっと個性的で優秀であったならば、もっと面白い映画になったかもしれません。そこを残念に思いました。

「そいつを逃がすな。ここに銃が。
警察を呼べ。逃がすな。逃がすなよ。」
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