どぅーむがい

エイリアン パンデミックのどぅーむがいのレビュー・感想・評価

エイリアン パンデミック(2005年製作の映画)
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プレデター派生作品ほぼコンプリートしたので『エイリアンX』に続きエイリアンと名のつく作品を攻めていきます。

パッケージとタイトルロゴからしてパクリ映画と勘違いされてスルーされてそうな作品。しかも原題は『Isolation』。他の方のレビューでも見かけたけどリプリーの娘が主人公のゲーム『エイリアン:アイソレーション』という作品もあって二重でややこしい。

いざ、本編観ると邦題に『エイリアン』と名のつくほどのことはあるなと感心しました。画面は暗くジメジメした雰囲気の農場。何やら訳アリだらけな登場人物。今回はエイリアンと名のつく作品という理由だけでジャケ買いしたということもあったのでキャストに注目してませんでしたが、ショーン・ハリス、『プリーチャー』のルース・ネッガも出演してるし期待に反して割と有名な俳優さんばかり出ていておふざけなしの真面目な映画だった。

今回の個体種は実験により牛から生まれた寄生生命体のお話。進化過程は『エイリアン3』のエイリアンドッグと同じですね。本家のゼノモーフのような完全生命体とは違って奇形種でもあるため全体的なビジュアルが骨とか飛び出してたりしててかなりエグいです。小さいながら殺気を充分に感じさせます。特徴としては傷を負わせた対象生物はウイルスにより母体となり彼らが増殖してしまうかなり厄介な能力を持った個体種。『エイリアン3/オリジナルスクリプト』(詳細は『エイリアン3』のレビュー参照願います。)に登場したゼノモーフとよく似た感じでかなり好感が持てました。全長が小さいおかげで発見されづらい、繁殖力がかなり高く厄介。

期待してなかったのもあったのか結構楽しんで観れたのでめちゃくちゃ良かったです。セル版が廃盤らしくAmazonだと4000円から6000円とそこそこ高額になってるので中古屋さんとかで見つけたら即買いオススメです!
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