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エディ・コイルの友人たちのnのレビュー・感想・評価

エディ・コイルの友人たち(1973年製作の映画)
4.0
ああ、これは好きなやつだ。
これといったデカイ事件が起きることなく、淡々と疲れたおっさんたちが会話し、人生を詰まらせていくみたいな。
そしてその疲れたおっさんを演じるロバート・ミッチャムの渋みよ。
こういう「かっこよくない」役ができる俳優こそリホンモノなんである。

ラストなんか拍子抜けだったもんね。え、主人公がこんな終わり方?みたいな...(ん?この感じ、どこかで...って考えたら、ああ、例のロン毛トラボルタの最期だねっていう。ちなみにこの映画の登場人物の1人の名前は「ジャッキー ・ブラウン」)

『ジャッキー・コーガン』は確実にこれの系譜よね。
(って書いたあと調べたら原作同じ人かい!まぁだから、あれが好きな人はこれも好きであるw)

そういえばピーター・イェーツは『ジョンとメリー』もこういう地味なアプローチで好みだったのを思い出した。
これは某グラサンハゲのフェイバリット映画『ヤングゼネレーション』も観ないとな。


しかしこういう"ヴァイブス"だけでもっちゃう映画、撮りたいよなぁ。
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