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コクリコ坂からのんんんんのネタバレレビュー・内容・結末

コクリコ坂から(2011年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

メモにレビューを書いてた

「まるで安っぽいメロドラマだ」というメタセリフが言い訳に聞こえてしまったのは、結局そのストーリーを裏切ったからで逆にそのまま血の繋がりを超える愛とかを描く方が説得力があったかもなと思った。全体的にいささか演出が誇張的なのは(よくもわるくも)ジブリで現実世界を描いたからで、ファンタジーへの接近がむず痒い部分はあったけれど、何より演出が素晴らしいし、僕この作品が大好きです。最後の握手は、別々にではなくて右手で彼、左手で彼女とするところは無い帽子を脱ぐ勢いで感動した。結果的にではあれ、単調な生活を送る彼女がカルチェラタンという刺激を受け取っていくにつれて変化していく心境の描写が丁寧で、かつ彼女は魅力的だからこんなのどうしたって彼みたいになりたいと思ってしまう。実際僕もまた、文学好きを拗らせた青い青年であることは恐らく間違いないので、気づけば僕はカルチェラタンの住人としての僕を思い浮かべて17.8歳の僕に投影していてなんとなく寂しい(いい意味で)気持ちになりました。
のでエスケープします
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