低予算SFのジュブナイルもの。
プロットはそんなに悪く無いがテンポが悪く良いところがあるのにもったいなく思う。
役者も子供達の演技は素朴かつ純真な感じが好感が持てるし保護者の面々もリアルで悪くない。
唯一エイリアンに乗っ取られる女性教師がいかんせん受けが悪く感じる。
愛を知らない星から愛を教えてもらいに来てるはずだがいきなり高圧的で主人公の父親に愛を教えてもらうくだり等は見た目のギャップで思わず苦虫を噛んでしまう思いである。
残忍な教師の映画はすでにあるがそのイヤーな感じのキャラクターが自分の死んだ母親の代わりになるなんておぞましい。
アトロクで三宅隆太氏が劇場未公開映画として紹介していて面白そうだったのでDVDを購入して鑑賞したのだか画質はあまり良く無く、低予算の為大したCGを投入してる訳でも無いのにチープな絵作りで観ていてなかなか辛かった。
だが子供達の演技が瑞々しくitやスタンドバイミー的な趣きがあって嫌いにはなれない一作。
