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セイジ 陸の魚のmdrのレビュー・感想・評価

セイジ 陸の魚(2011年製作の映画)
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「破滅と救いが世界を変えていく」
難しいお話だった。一夏の出来事にしては色々ありすぎて。

セイジ本人は多くを語らないのに、案外周りの人間から理解されてすぎている点が腑に落ちない。
『魂の衝突を描いた作品』とあるけど、”僕”はそれを見て逃げ出したわけで。強気だった”僕”もセイジという闇を目の前に怖気付いたのか?
連続殺人犯は?その後セイジは?関わりたくないけど気になるのは人の性か。
この映画のメッセージは、ほぼセイジが担ってるんだろうけど流石に1回で分からない。ただ2回目の鑑賞は少し先になると思う。

個人的に新井浩文さんの「気が付いたら置いてきぼりだった」と出世する同僚の後ろ姿を見ながら呟くシーンが心に残りました。
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