aaaakiko

愛の波濤 マンコラの海に抱かれてのaaaakikoのレビュー・感想・評価

3.3
『ワイルド・スピードMEGA MAX』に出演前のエルサ・パタキーは、「スペインのセックスシンボル」とジャケットに書いてありましたけど、この作品の中ではセクシーというより明るくて面倒見がよくて、可愛いらしい女性というイメージでした。
父親を失ったばかりの主人公サンティの義理の姉(親同士が再婚)で、彼女には夫がいながらサンティと禁断の恋に…という話でしたけど、期待していたエロシーンはほんの一瞬のみ。
えっ!?
いや…「エロティック」の棚にあったし、セックスシンボルだし期待するでしょうよこっちは!
代わりに他の女の子が脱いでいたけど…。

ストーリーは、主人公サンティの成長物語だったみたい。サーファーが集うビーチリゾート、マンコラを旅したサンティは本当の夢を見つける…といってもやってることは大麻吸ったりお祭りに行ったり現地の女の子と仲良くなって叱られたりしてるだけ。
内容もない上にエロシーンもちょっとだけだなんて!!
まあ、エルサ・パタキーは可愛かったし、サンティも男前だったから良いけどさ…。

前々から思ってたけど、TSUTAYAの「エロティック」のコーナー、幅がありすぎる。洋ものポルノみたいなゴツいのから、ただのラブストーリーみたいなものまで、基準はどうなっているのか。
この作品なら「ドラマ」か「サスペンス」あたりのコーナーで良いよ。そこにあったなら、普通に楽しく見られたのに。
「エロティック」と聞いたから、こっちは期待に胸を膨らませてDVDをセットしたんだ!
もうっ!
…と、怒りながらふと、ではポルノと芸術と、同じ裸では何が違うのかと問われれば、わかりません、というしかない自分に気づく。
棚問題は今後も考えていきたいので、とりあえず「エロティック」の棚はきちんとみていきたいと思います。
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