あ

ジェシー・ジェームズの暗殺のあのレビュー・感想・評価

3.5
『地獄への道』、『地獄への復讐』は鑑賞済み。
だけどこの2作品とは全然違う印象。

ジェシーの精神が不安定になって静かに狂っていく。ジェシーに羨望の目を向け仲間入りしたボブが、ジェシーを暗殺することになる変化。
そしてジェシー暗殺後、ボブは一躍有名人になる一方で「卑怯な臆病者」というレッテルを貼られる。酒場経営で裕福になるが脅迫状が絶えない。そしてボブも殺されてしまう。

ジェシーは殺されることを覚悟していたのだろうなと思う描写がいくつかあった。
そして殺されるならボブに、という思いもあったのかも。

ブラピ演じるジェシーはオーラがあるし、言葉数は少なくとも迫力が凄かった。
ボブ役のケイシーも、小物感やねちっこい感じを見事に演じていて、むしろボブが主役なのでは?とも思えた。


ただやはり長い!!
派手なシーンがないのと、動作も間もゆっくりしていて、それがこの映画の空気感となっているのだけど、それを楽しめる人と長く感じてしまう人がいると思う。


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