kaitomo

チャーリーとチョコレート工場のkaitomoのレビュー・感想・評価

3.3
最初はいがみあってた子供同士が協力して、実は悪党だった工場長と対決する…という王道ジュブナイル映画かと思っていたが結構違った。
工場の造形は流石にポップだが、物語としては「くそ生意気なバカガキは酷い目にあえば良い」という前提の話であり、それに乗っかってティム・バートンの毒っ気が結構表に出てる。
工場に入るまでの導入がやたら長いし、入ってからも変なタイミングで入る回想でテンポが崩される。
ミュージカルシーンもすべて、同じ顔のウンパ・ルンパ達のゆるいダンスでは、まったくテンション上がらない。これを見てどんな気持ちになれば良いのか…。
結局さして盛り上がらないまま、最後強引に良い話としてまとめていたが、騙されんぞ。
後のソウルサーファー、アナソフィア・ロブ演じるバイオレットは憎らしい表情も凄かったけど、ぶっちぎりで可愛らしかった。
#初鑑賞
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