ダース米田

チャーリーとチョコレート工場のダース米田のレビュー・感想・評価

3.7
「世界中の子供達の内の5人を私のチョコレート工場に招待します」byウィリー・ウォンカ

謎に包まれたチョコレート工場を経営する謎の男ウィリー・ウォンカ。
彼は自身が販売するチョコレートに工場の見学チケットを封入し世界中に出荷した。
世界各地でチョコレートのバカ売れが続く中で、貧しい家庭に暮らすチャーリーは、幸運にも招待チケットが入ったウォンカバーを手に入れる。
そして付き添いのジョーおじいちゃんと共にチョコレート工場を見学することになる。
そこで彼が目にする物とは…!?

シザーハンズに続きジョニー・デップの怪演が光る作品です。顔面白塗り&奇妙キテレツなウォンカのインパクトは抜群で、今ではジョニー・デップのアイデンティティと呼べるでしょう(^^;
そんなウォンカは「両親」についてトラウマを抱えており、父との確執がこのキャラを形作っている。

非常に貧しい家庭で暮らすバケット一家と、一人孤独に工場を経営する大金持ちのウィリー。この両者の存在は本作のテーマの一つです。

また、チャーリーの他に工場を見学する4人の子供達もまた曲者揃いです。
食いしん坊やら野心家やら我が儘お嬢様やらハイテクオタクやらと、揃いも揃って質が悪すぎる(笑)
そんなワルガキ共の根性を叩き直すミュージカル仕立ての展開も本作の見どころ。
この辺りは完全にティム・バートン流のブラック要素が満載で楽しい(でも人によってはちょっとトラウマかも(^^;)。

誰もが羨む財産や地位を手にしても、決して家族の暖かみには敵わない。そんな「家族の大切さ」が分かる作品です。