マリーとリュシーは双子の姉妹。
姉のマリーは文学肌で詩を書く地味で目立たない存在。妹のリュシーは女優を夢みて、男を取り換えてはセックスをする奔放な彼女。ある日歌のオーディションを受けるチャンスがやってくるが、歌の才能のないリュシーは姉のマリーに代役を押し付け、代わりに受けてもらう。家に帰ってくるとリュシーは窓から飛び降り自殺していた。身元確認の尋問を受けたマリーは、死んだリュシーは姉のマリーだと嘘を付き、これからの人生をリュシーとして生きることに決めたのだ。
歌手としてデビューし一躍時の人となったリュシー(マリー)だが、自分が本当はマリーだという真実に悩まされる。
いつだって妹は姉に憧れるもんで、姉は妹に嫉妬する。そんな単純なことをこの映画は複雑に意味深に言ってるだけ。
マリオンがまだ売れてない頃の作品だという以外にこの作品の魅力はない。