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世界を賭ける恋のseapony3000のレビュー・感想・評価

世界を賭ける恋(1959年製作の映画)
4.0
ルリ子の逆立ち開脚と、裕次郎に誘われて部外者なのに大学の卒業イベントで余興。真っ赤なドレスに仮面で登場、私はジプシーよ♪的なTPO無視した選曲で度肝を抜かれるが、裕次郎と付き合い出してからは裕次郎ひとすじのべったりベタベタ。裕次郎はビエンナーレ選抜されて欧州へ。そういえば建築家でした。3ヶ月離れ離れも付き合いたてじゃ若い二人には辛かろうが、裕次郎も仕事してるシーンはほぼ無しで、スウェーデン行ったら従兄弟の二谷と仲良く観光。はやく会いたいルリ子と裕次郎。SASスカンジナビア航空のカレンダーに✖️印で待つ女ルリ子。裕次郎に内緒でお琴習い始めるルリ子。登場人物全員ブルジョワで全員善人。僕は人前で歌も歌えないって奥手キャラもいつのまにか忘れていたけど、終盤いきなり自分とルリ子だけのために禅問答のように愛を語りはじめる裕次郎。あまりにも"セリフ"じみているけど、その雄弁さが異質でちょっと驚く。死者との対話シーンよかった。ルリ子のお誕生会で煙草のマジック芸を披露する梅野泰靖さんがみられたのでヨシ。
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