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VLAD ブラド
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VLAD ブラドが配信されているサービス一覧

『VLAD ブラド』が配信されているサービスは見つかりませんでした。

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『VLAD ブラド』に投稿された感想・評価

3.2
リンジーら学生4人はドラキュラ伯爵のモデルとなった”串刺し公”ブラド・ツェペシュの研究の為ルーマニアを訪れるが、到着したその日から彼女らの周りには怪しい影が付きまとう…というストーリー。
ドラキュラ伯爵のモデルであるヴラド・ツェペシュが現代によみがえるオカルティックホラーです。
実はブラドの呪いが込められた聖なる首飾りをリンジーが持っており、ブラド公と縁の深いドラゴン騎士団の者たちが何とかして首飾りを奪い取ろうとしていたのだ。そうとはしらずに、遺跡が点在する山を進む一行だが、彼女らの前に本物のブラドが現れる、という内容です。
ジャケにはウロコの生えたコウモリチックなモンスターが写ってますが、こんなモンスターは本編には登場しません。というか、ブラドが出てくるのも中盤過ぎくらいですね。
前半はヴラド公の歴史的な逸話や、彼の呪いのこめられた首飾りを狙う秘密組織ドラゴン騎士団の暗躍や、主人公のリンジーが祖父から受け継いだ首飾りをつけることで、ブラド公の過去の時代を幻覚として見たりといったミステリアスな展開で進んでいきます。スタッフに中世の時代が好きな人がいるのか、リンジーやジェフが見る幻覚の中世時代の映像やセットは結構作りこまれて雰囲気出してますね。また、冒頭など比較的史実に基づいたヴラド公の姿を描いています。ただ、全体的にテンポは悪いので緊張感といったものは持続しませんね。ジェフが幻覚の過去で見た少女がいきなり現代に現れて、そのまま一緒に行動することになったり、その少女とジャスティンが運命的な感じで恋に落ちたりと展開に唐突さが感じられる部分もあります。
ブラドが出てくるのは後半からですが、血を吸うシーンハッキリとなくて、吸血鬼というより魔物という感じかな。狼から人間体になったり、人操ったりするけど。もうすでに復活してこの世にいたのかこちらも唐突に主人公達の前に姿現します。狼に変身したり、一瞬顔が化け物顔になったり、ジャンプして凄い高さをすいすい登ったりしますが、そこまでモンスター的な感じは出しませんでしたね。役者の風貌もですが、エレガントさは無くてかなり野性味強いキャラです。
ビリー・ゼーンは主役扱いになっていますが、ドラゴン騎士団の一員で、穏便な方法で首飾り手に入れようとするエイドリアン役で、あまり活躍しません。ブラドの前に立ちふさがってそのまま殴りかかっていくのは無策すぎてちょっと笑っちゃいました。呆気なく退場するし。その上司役でブラッド・ドゥーリフも出演しています。
登場キャラの中では最初如何にもやられキャラって感じのチャラ男だったジャスティンが、過去から来た少女と心通わせ始めたら凄い真面目というか大人しくなったのは笑った。ヒロインリンジーやジェフの妹アレクサ、過去から来た少女と女優陣皆キレイで、特にリンジーとアレクサは脱ぎっぷりも良いので、エロ描写は多めです。
ブラドが登場してからの後半はそれなりに盛り上がってきたかな。最後の方まで主人公達4人は一人も死なないのは意外でしたね。このまま主人公達は死なずに終わるかと思ったけど、そうでもなかったな。
周り全てに裏切られ、愛する人も失ってしまい、闇に落ちるのも仕方ないかなという気もしますね。攫ったアレクサにもそこまで強引に迫ってもいないし、意外と紳士的というか。主人公達に殺されたオオカミの死体見てちょっと怒りの表情したりと、ブラドの方が何か共感しそうになった(笑)
最後の対決もブラドは剣振り回すだけでもうちょっと特殊能力とか使えないのかと思いました。まあ弱体化してたせいもあるかもしれないけど。最後も呆気なかったですね。
ラスト、過去に戻った少女の前に現れたジャスティンは前世なのかな?もう自分達は離れないと古城で言ってたし。それとも彼も過去に行った?
実際にルーマニアでロケした遺跡や古城は雰囲気づくりに一役買っていたと思います。
最終的に何を描きたかったのか、どういうジャンルにしたかったのか分らず中途半端な印象受けましたね。ヴァンパイア物ではなく、別の側面から見たドラキュラ伯爵を描いた映画として見た方がいいかもしれませんね。