感想川柳「あらすじの 期待感は 忘れましょう」

レンタル店でパッケージ借りでした。φ(．．)

肉屋でバイトをしているロキシーは、いつもハンディカムで何かを撮っている。性的妄想に憑かれた肉屋の主人とその恋人の売春婦が醸し出す異様な空気に飲まれ、ロキシーは主人と交わってしまうが、彼が何者かに殺害され…というお話。

第２章というくらいだから続きものかと思いきや、あらすじ読むとそうでもなさそうなのでレンタルしてみましたが…(；゜∀゜)よく分からん。

あらすじの感じだと、ハンディカムに何か写ってるような雰囲気だけどそんなこともなく、妄想シーンがチラチラ入ってきて何だかよく分からないうちに終了。(×_×)

エロティックな部分は期待してなかったけど、オッサンの裸もよく出てくる(笑)

オランダの作品って珍しい(・ε・｀ )北欧っぽい雰囲気もありつつなんか全体的に汚い絵面(;´д｀)人は死ぬけど切り刻まれたりするわけじゃないし。

見る場合は全てに期待しないで見ることをオススメします。(-o-;)

　肉屋 第2章
　★１
　アートを免罪符にして観客に何も与えない、調子乗った欧州のポルノ映画。
　最初に断っておくが、配給元が勝手に「第２章」と邦題をつけているだけで「肉屋」の続編ではない。
　病んだ肉屋のオヤジが病んだバイトの女の子に日々セクハラをして……という陰湿な導入を見て、レンタル落ちを購入。同じ配給元のチープな予告編が不安を煽る。で、やっぱり駄作でしたという……。
　ところどころセンスはある。タイトルクレジットの、逆さ吊りにされた女体の明暗は見事だったし、本作の数少ない（！）濡れ場の一つ、シャワー室で致すシーンがあるのだが、俯瞰を生かして女優のグラマラスさを引き立たせていたりとか、光るところがあるにはあったのだ。
　ところが物語の筋はハンパに支離滅裂・意味不明だし、かといって考察したくなるような深さとか興味もない。編集は最悪で、カットの始まりも終わりもダラダラとしており非常にテンポが悪い。映像の仕上げも素人に毛が生えたレベルで、せいぜい今どきのテレビドラマレベル。
　エロをやりたいのか、あるいはエロを免罪符にしてやりたいことがあるのか、そういうポルノ映画にある夢みたいなものは本作にはない。ただただ退屈。役者は熱演してるだけに可哀想。

#4