邦題(の副題？)は微妙だけど、内容は好き。
ちょっと関係無いかもしれないけど、1番仲の良い友人と話すと最後結局「幸せ」の話をして終わるってことを思い出した。人それぞれ幸せは違う、お金があったり、学力があったり、友人が居たり、環境だったり、仕事だったり、他人はみんな幸せそうに見える。隣の芝は青く見える。わかってるけど辛いし、悩む。結論は毎回、今ある幸せを大切にしよう、で終わる。
主人公はdepressionに陥ってる。周りの人(親友とか)の人生が全て順調に見えてる。もっと上手くやらないと、こうしないとダメだ、って思い込み気づくと自殺について考えてる。この主人公は病んでる人にしては珍しく、自分から精神病院に行く。死にたいよりも生きたいが勝っているからこそ自分を治そうとする。治ると信じてるのが不思議な所。
道から逸れたら幸せな人生送れないとかあり得ないから。道は一本じゃ無い。道が沢山あって初めて地図ができる。周りと比べて落ち込んでも、実は周りもあなたと比べて落ち込んでいるかもしれない。
感情不安定、精神不安定のときは話すのが大切。って言っても話せる人が周りにいなかったり、話したら裏切られたり、そんなに簡単な話じゃ無いのも分かる。だからこそ本当はちゃんと信頼できるカウンセラーとかのサービスが充実すると良いんだけど。
