2023-74
家電量販店で働くショーンは、彼女に振られるような冴えない男。しかしある日突然街にゾンビが溢れ、親友でルームメイトのエドと彼女、友人を連れてゾンビと戦いながら逃げる。
全体的にチープ感。
でもサイモン・ペッグが演じるとキュートだけどどこか残念な男が出来上がるので、見ていて楽しい。
グロいスプラッター要素もあるゾンビコメディ。サイモン・ペッグのポケ〜っとした間抜けな表情が素晴らしい。泣くのが妙に上手いし、泣き顔かわいい(笑)
ところどころ私のツボには合わないお笑い要素があったけど、ほとんどは面白かった。
伏線作りと伏線回収が地味にちゃんとされている。
脚本はイマイチ。すごく面白くはないし、すごくつまらなくもない。駄作では無いが傑作でもない微妙な作品。
エドのTシャツ“I GOT WOOD”は、「勃っちゃった」という意味。ど下ネタです。他にもエドがあそこを掻く音が実音で使われてるそうで。気持ち悪いったらないよ(笑)
ショーンの制服はずっと同じ1枚を着てたっぽくて、くさくてドロドロだったとか。
リズ、デービッド、ダイアンの3人は教師という設定らしい。
ピートを演じたピーター・セラフィノウィッツが、なんか見た事ある気がずっとしてたけど記憶になくて、出演作を見てみたらジーサンズとティックで見た事があるっぽい。ティックに関してはマジで少ししか観てないけど……。
彼女リズと母親の顔が苦手なタイプだった。そもそもリズ役の演技が下手なのが問題。あとリズがショーンに対してうるさいのがダルい。
なんだかんだ言っても総体的には楽しめた。
監督のエドガー・ライトはサイモン・ペッグとニック・フロストの共演作意外にも、「ベイビー・ドライバー」でも監督を務めてたんだね。ベイビー・ドライバーの、音楽を使った軽くも重い感じと本作のギャップに驚く。