チェケ

三大怪獣 地球最大の決戦のチェケのレビュー・感想・評価

三大怪獣 地球最大の決戦(1964年製作の映画)
4.5
昔見たときは怪獣パートにしか興味がなかったが、改めて見るとドラマパートもなかなか楽しめる。「マアス・ドオリナ・サルノ(まあ素通りなさるの)王女」というネーミングセンスが良い。クレしんの「売間久里代(うりまくりよ)」に通じる。200円のためにラドンに殺された大村千吉の帽子拾い、腕輪を入手してしまったせいで警察に捕まる沢村いき雄の漁師、やたら濃いメンツなのに本筋とほとんど無関係の円盤クラブの皆さんなど市井の人々の躍動感ある描き方がたまらない。ザ・ピーナッツの歌声は無論最高だしモスラの神々しさには圧倒される。
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