このレビューはネタバレを含みます
イタリアのホラー映画。エロティックバイオレンスを押し出しているが、微妙なエロとたいしたことないバイオレンスという中途半端さを感じた。雑誌の写真撮影のために古い城を訪れた美人モデルと撮影スタッフたちが城主である『深紅の処刑人』の怒りを買い、拷問の果てに殺されるという内容。ふざけた若者が土地の主に殺されるという映画は多々あるが、そのお手本とも言うべき作品。原案はサディズムの語源にもなったマルキ・ド・サドらしいが…。長さがちょうどいいので、疲れることなく観れた。深紅の処刑人の断末魔の呟き「私のパーフェクトなボディが…」というセリフが個人的にはお気に入り(笑)