オーウェン

奇人たちの晩餐会 USAのオーウェンのレビュー・感想・評価

奇人たちの晩餐会 USA(2010年製作の映画)
3.1
バカを笑い飛ばすという根本のところは変えずに、アメリカ流のコメディで味付けされたリメイク作品。

よってフランス版のように行動ではなく、ギャグやシチュエーションで笑わせる形。
なので好き嫌いが分かれるが、オリジナルが好きな人はあまり良い反応はしないかも。

ひとつの部屋からほとんど出ない舞台劇のようなやり方で笑いを取っていたが、こちらはバカにされるほうに戸惑わされ苦境に陥っていく。

スティーブ・カレルがバカを演じ、ポール・ラッドが受け役。
コメディ畑が揃っているが思ったよりも笑うシーンが少なかった。
当初の晩餐会になってようやく笑いが出始める。

バカは一人ではなく各自がバカを連れてくるという設定で、ここにはザック・ガリフィアナキスがカレルの同僚で登場。
心が読めるという特殊技をもって(笑)
この突き抜けたバカさが面白さを誘う。

いかにもなアメリカ流の結末だが、役者で見るコメディ映画なのは間違いない。
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