マルチプル・マニアックスのSFukaのレビュー・感想・評価

こんなにも意味がなくて最低の映画があるのか(褒め言葉)？考える方がバカみたいに思えてくる。最近の映画は考える事が多くて疲れてたので、久々にアホで変態で最高な気分になれる。
ただ下品や宗教をおちょくった映画は沢山あるけど、本作は何故かそういった冷やかしの雰囲気を感じない。圧倒的なアホの前には何も通用しないということを体現しただけでなく、ジョンウォーターズ監督の人間性なんかも垣間見える気がする。きっと優しくて愛のある人なんだろうな、というのはディバインの撮り方を見て感じてくる。