しう

劇場版 仮面ライダーカブト GOD SPEED LOVEのしうのネタバレレビュー・内容・結末

1.6

このレビューはネタバレを含みます

うーん。酷い。
無重力や宇宙空間、宇宙船内の描写の雑さ。
荒廃した地球のロケーションのスケール感の無さ。低予算CGなら明度下げようよと日本のCG見るたびにいつも思う。

けれどそれらも面白ければ、うん、と見逃す。

テレビ版を楽しめたのはそれぞれ演技の質に違いがあり、緩急を感じながら観ることが出来たからだった。
しかしパラレルワールドとして別の時間軸を生きてきた演出の結果なのかほぼ全てのメインキャストががなりわめき素人劇団の様相を見せる。
物事の重大さと深刻さを表したくてたまらない。
そこへコーカサス。何言ってるかもわからん。なんのシーンかもわかってないような言われるまま言わされたセリフが虚しく響く。

余命いくばくもない花嫁。
その設定だけではなからウドンを食べたくなる。
しかもその設定無くてもこの話成り立つ。

たしかに後半15分?ほどからは面白みもあるけれど、それまでの全てのフリがちゃちく、舐められていると感じる。

ハイパーゼクターの存在を天道がなぜ知っていたかとかはまた別のパラレルワールドから渡ってきたからに違いないとか、エピローグもテレビ版とはまた別のパラレルワールドなんだろうなとかは別に良い。

雑。
多分すっごく短い制作期間で作ったんでしょ。
関わった人みんなかわいそう。

加賀美シャツ脱ぎ捨てシーンとかあれだけで今後の仕事こなくなるレベルの演出。
しう

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