冬の亡霊

プロジェクト・グリズリーの冬の亡霊のネタバレレビュー・内容・結末

プロジェクト・グリズリー(1996年製作の映画)
2.4

このレビューはネタバレを含みます

グリズリー(熊)に襲われ奇跡的に生き延びた男が対熊用防護スーツを造り上げるドキュメンタリー映画。
開発には7年間、150万ドルが費やされたと聞くと本気(おバカ)加減が伝わると思う。

別に笑いを取ろうとしてるわけでもなく至極真面目にスーツ開発してるのに、自らがスーツを着て"時速50kmで走る3tトラックに18回衝突させる"強度テストのクレイジーさは「ジャッカス」に通じるものがある。しかし、勢いのある笑いをこの映画に期待してはいけない。
実は閉所恐怖症とかスーツを着たら自力では脱げないとかスーツはいつもヘリで運ぶとか、シュールな笑いは多め。

映画まで作ったくせに実際にスーツを着てグリズリーと対峙するシーンが無いのは非常に残念。
後半で耐火性能までつける努力の方向音痴さはバカバカしくて笑えた。