星空文乃ぶんぶん

キャタピラーの星空文乃ぶんぶんのレビュー・感想・評価

キャタピラー(2010年製作の映画)
3.3
先日若松孝二監督に関する映画を観たが、早速その若松監督の作品を初観賞。
こちらは好きな女優の一人でもある寺島しのぶ主演だがノーマーク作品だった。
パッケージからは分からなかったが、戦争映画になります。
内容はあらすじに書かれている通り。
両手両足失って、会話もできない寝たきり状態の夫の面倒を見る妻(寺島しのぶ)の話。
夫は英雄的な存在にはなったけど、自分の面倒を見てくれてる妻に対してとんでもなく酷い接し方していて、観ていて腹が立ってきた。
めちゃくちゃ性欲強くて、求めてくるのは体ばかり。
キャタピラーの意味もラストに分かるし、ラストに何もかも全て分かるけど、これもまた戦火での出来事の一つだったのかと思うと何だかやるせない気持ちにはなった。

2024年93本目。