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縞模様のパジャマの少年のmorleyのレビュー・感想・評価

縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)
3.7
第二次大戦時のユダヤ人虐殺の一端を垣間見れる作品。

子どもの世界には人種も戦争も関係がないが、大人たちの都合によって悲惨な運命を迎えてしまう。

ブルーノの目で見るユダヤ人はシュムールという友達であり、具体的な個人である。家庭教師がいうような悪いユダヤ人というものは存在しないのだ。

何事も粗いレンズ(〇〇人、男or女、老人or若者など)で捉えることは非常に危険であることを再認識させてくれる良作だった。
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