縞模様のパジャマの少年の作品情報・感想・評価

「縞模様のパジャマの少年」に投稿された感想・評価

y

yの感想・評価

4.5
直接的な描写があるわけではないけど、
それが逆にリアリティーを与えた。
ブルーノの純粋さに安心(?)のようなものを感じる一方で、コトラー中尉や父の言動から突きつけられる当時の現実が辛かった。
最初から最後までテンポ良く進みとても観やすかったが、それによってエンディングの気味悪さがより際立つ感じ。
何も悪くないブルーノがどうしてあんな結末に、、と思ったが、考えてみたらあの扉の中にいた人に誰一人として悪事を働いた人はいなかった。
考えれば考える程辛くなってきます、差別も戦争もいやだ

このレビューはネタバレを含みます

ナチス側の父と母が息子についた残酷な事実を隠すための嘘が最悪の結末となってしまった。『Life is beautiful』とはまさに正反対の作品と言ってもいいのでは無いかと感じる。ともに名作なのには変わりないが、もたらす感情がこうも異なるとはなんとも複雑な思いがする。その嘘が本当に優しい嘘になり得るのかを親はしっかり見極める必要があったのかもしれない。はたまた、戦争という非道な行為の必然か…
Rico

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3.7
珍しく母が薦めてきたので鑑賞。これも戦争の一部…最後まで純真なブルーノの言動全てに胸が痛い。

このレビューはネタバレを含みます

衝撃のラストということで借りてみたが、思っていたものとは質の違う衝撃だった。言葉が出ないとはこのことか。義務として半ば言い聞かせるように仕事を遂行する父、ユダヤ人を避けながらも同じ人として扱う母、教えられたことを盲目的に信じる姉、直接的な接触のなかでユダヤ人が自分となんら変わらないことに気づくブルーノ、うまく言葉にできないが、この関係性が絶妙な気がする。終盤にかけて嫌な予感が膨張していき、きっとどこかで助けが来るだろうと思う一方で、どうあがいてもバッドエンドにしかならなさそうだという諦めもあった。戦時下の残酷な行為を、直接的な描写なしにうまく伝えていると思う。
またテンポの良い脚本で、全く飽きることがなかったばかりか、展開に釘付けになってしまった。
本当にうまく言葉にできないが、深い映画を見たいという人には一番にオススメしたい。
mone

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4.5
戦争のない時代に生まれた私たちには現実だとは思えないユダヤ人虐殺。何十年経って聞いても納得はいかない。こんなにも重い出来事を題材にした作品だが、ストーリーはとてもシンプル。
姉の恋人の態度は、見るたび癇に障って嫌な気持ちになった。演技が上手い。
ずっと気になっていた作品だったから観れて良かった。
とにかく辛すぎて、みてられないくらい辛すぎて、でも見進めてるうちに、この映画から目を背けるなっていわれてる気がしたの覚えてる。あの扉の向こうを最後映さなかったのが残酷すぎて、辛いよ、ひどいよ、助かって、って思ってしまう自分自身に驚いたし、吐き気した。ブルーノの青い真っ直ぐな目は、もちろん汚れを知らない純粋無垢なものだけれど、無知だって共犯なのかもしれない。
cs

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3.5
記録

ホロコーストを題材にした映画。
色々思うけど、最後が忘れられない。
IKKU

IKKUの感想・評価

3.5
ラストがあぁ、アレ行きだったらどうしよう。あぁやっぱり、、、。ラストの静かな衝撃に心が傷む。
大人が、あの人達はなぜパジャマなのか、ここはどこなのか、どうして、、、。曖昧にした事で起きた悲劇。
多分一生忘れられない最後です。
ルーピン先生がお父さん役でした。
ホロコーストを題材にした映画の1つ。
最近ヒトラーと名のつく映画が多く公開されてますよね。
この映画は直接的にはナチスについてあまり描かれておらず、純粋な少年を中心にして、子供の視点でホロコーストのありさまを感じれます
わかりやすく、最後の展開も目を見張りましたね〜
収容所や汽車から出たい!!逃げたい!!というユダヤ人目線の映画なら観たことあるが、軍人や、その奥さん…その子供の目線というのは初めてです。
子供の純粋な質問が怖いと思った。
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