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縞模様のパジャマの少年のmoeのレビュー・感想・評価

縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)
3.9
観終わった後に何も考えられなくなる。
ラストが衝撃的で、悲しく苦しい。
子ども目線で物語が進むので、訳も分からず、周りを取り巻く世界や家族などが変わっていく様も恐ろしくうつる。
とくにお姉ちゃんがナチズムに染まるのが恐かった。
ブルーノの純粋で子どもらしいところが見ている側としては胸が痛んだ。
ラストで何もわからないながらも恐怖に負けないように2人が手をつなぐシーンが印象的。

では、観ないほうがよかったかというと、観てよかったと思う。
どうしても目を瞑るたくなる歴史を少しは感じることができたし、忘れることがないと思う。
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