わだげんた

ミスター・ナイスガイ 保釈金大作戦/ハーフ・ベイクトのわだげんたのレビュー・感想・評価

3.0
アメリカってこんなに堂々とマリファナ取引できるんですね(ってそんなわけない…)。

Netflixでみつけたこの作品、製作は1998年ということでちょい前の作品。知らない映画だったのでちょっと調べてみると、日本ではVHS時代に『ハーフ・ベイクト』のタイトルでリリースされていて、その後WOWOWで『ミスター・ナイスガイ 保釈金大作戦』のタイトルで放映されて一部の好事家(笑)の間で密かに話題になっていた作品みたい。

噂レベルでVHSの日本語吹き替え版が存在したというネットの書き込みがありましたが、真偽は不明。なので今回のNetflix版で日本語吹き替えがあるのはうれしい配信!

というのも、多分この映画ドラック関係のスラングが乱れ飛んでる映画だと思うんですが、その辺は字幕より吹き替えの方が雰囲気伝わりそうだから。

マリファナを取り扱った映画という前情報だけ入れていざ、鑑賞!

バカだねー(笑)
ふざけてる箇所しかない映画でした。

幼少の頃よりマリファナ仲間の四人組。
大人になってもやめられず、いつもラリラリのパッパー!

そんな中、4人組のうちの一人、ケリーが町でつながれていた馬に飴玉をあげたら、さあ大変! 泡吹いてひっくり返ってそのままお陀仏。

その馬、どうやら糖尿病で糖質厳禁だったらしい。
しかもしかも、その馬、警察犬ならぬ警察馬! 警察馬殺害の罪で逮捕されちゃったのだ!

それを仲間の三人は保釈金を用意してケリーを保釈させることを誓ったものの、そんな大金を持っているわけもなく…。

そんな彼らが思いついたのは仲間の一人が勤務している病院で扱っている最上級のマリファナを盗み出して売ることだった…。

ってお話。

この映画が狂ってるのは、主役の3人がいつもラリってること。なので、言ってることすぐ忘れるし、なんなら何のために金貯めてんのかとかすっかり飛んじゃって訳のわかんないもの買って浪費しちゃったりする。

犬買っちゃったりね(笑)

そして、マリファナが決まってる時、空を飛ぶような感じって表現されてるんだけど、その辺の画面作りがものすごくチープで三周ぐらい周って逆に面白いという。

三人組の一人、サーグッドの彼女がメリー・ジェーンっていうんですが、メリー・ジェーンってマリファナの隠語なんですってね。このメリー・ジェーンがいい子でね。父親がメリー・ジェーン取引で刑務所に行ってることから、マリファナを憎んでいるってのも展開にがっちり生きてきます。

全然頭使わず、笑ってみられる休日ムービーでした。

あ、日本語吹き替え、最高でしたよ(笑)
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