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駅 STATIONのこのネタバレレビュー・内容・結末

駅 STATION(1981年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

倍賞千恵子の振る舞いが素晴らしくて息を呑んだ、感激、何も言えなくなる 
それだけで見る価値あった、、あの飲み屋の空間、そのためにある映画と言いたいくらい、
「コップのほうがいいんじゃない?」から芋の煮っ転がしを経てその先まで本当に震えちゃう何度か観返しちゃった
その後の紅白のシーンも然り
二人だけに訪れた時間と空間
お互いにどれだけのものを抱えてきたのか、今でも抱えているのか、その想いが他の誰かに対するものでも
誰もがきっとそうで、そういう人と人が出会って、寄り添うって素敵だと思えた、思いたくなった

一度の過ちをどうしても許せないのも
辻褄が合わないじゃないかと言われ、男と女ですから、ってきっぱりと返すのも
形は違えど、相手を思う気持ちにはつながるものがあるのだろう
そういう関係を描き切っているのは気持ち良い、結局曖昧なんて限界があるはず
そうやってどうにか支え合ってひとりでも立ち続けて、生き抜いていく人生は救われるものであってほしい、

***
何度見ても倍賞千恵子と高倉健の桐子のシーンがたまらなく良い、素晴らしくってそのシーンだけでも何度も観てしまう

***
再見何度目
恋にも愛にもはまらない、惚れる、ということについて、涙が止まんない、
辻褄は合わない、男と女だから
数々の選択肢
人生ララランドすぎてもう
こ