駅 STATIONの作品情報・感想・評価

「駅 STATION」に投稿された感想・評価

xxx

xxxの感想・評価

3.5
しみじみ〜のめば〜 しみじみとぉ〜〜〜

高倉健と倍賞千恵子のやりとり 名言飛び出しすぎです。樺太まで聞こえるかと思ったぜ…は映画史に残る。
おれも次し終わった時、樺太まで聞こえるかと思ったぜ って言おう。
kuroday

kurodayの感想・評価

3.5
八代亜紀「舟唄」が心に沁みる。
年末、増毛の町、倍賞千恵子演じる桐子が働くおでん屋で高倉健演じる三上英次は彼女に淡い恋こごろが芽生える。
彼女は言う「酒場の女は年末から年明けにかけて自殺する事が多い。何故なら男はこの時期だけは家庭に帰るから。」
北海道の駅を舞台に、刑事役の高倉健に降りかかる事件と共に元妻いしだあゆみなど様々な女性を描いている。
いしだあゆみ、倍賞千恵子の奥底

樺太まで聞こえるかと思ったぜ!
NAOKI

NAOKIの感想・評価

4.0
「駅 STATION 」

まだおれが二十歳になるかならないくらいの頃…
とある日曜日の朝、おれが2階の部屋でモーニング一服なぞしてると…
「コツン…」
窓ガラスに何か当たったような音…おれが見つめていると
「ゴン!」
音が大きくなった…というより石が大きくなった…
「ガチン!!」
たまらず窓を開けて
「てめぇ!人んちの窓ガラス割る気かぁ!」
中学からの同級生のリョウが猫の頭くらいの石を持ったままポカンと立っていた。

「大変なんだ!アサコが…アサコがぁ!」

面倒くさいので要約😁💦
アサコも中学からの同級生でリョウはずっと彼女に思いを寄せてる…アイドル時代の三原じゅん子に似たアサコに惚れて早7年💦ヘタレのリョウは告白どころか友達が長すぎてますます言いにくい状況に…そのアサコが家族と共に遠い町に引っ越すことになったというのを当日である今日知ったという。いてもたまらず近所のおれのところへやって来たわけ…

「ええぃイライラする…アサコんとこ行くぞ!最後に気持ち伝えとけ!」
面白そうなのでター坊とケンジも拾う。中2の時に結成した「篠中四銃士」…おれの愛車ポンコツ・ブルーバードに詰め込んで久々の出動と相成ったわけだ😁💦

高倉健というお人は長ドス持って人を斬りまくっていた極道から…誰からも敬愛される男の中の男まで、役柄の変化というより、本当にそういう風に人生を送った人に見える稀有な俳優だった。

その健さんが東映を出てヤクザからカタギへのまさに過渡期の傑作…黄色いハンカチや夜叉は元・犯罪者だが、この映画は射撃でオリンピック代表を期待される刑事である。

健さんの「恋愛」を見ることができる😁💦それが容疑者の女かもしれない…だから本当に愛しているのにその女からは「捜査のため?」と思われる…このときの健さんの切なさと不器用さは昭和の男たちを魅了したのだ。

倍賞千恵子にあのときの声が大きくなかった?と、聞かれて「樺太まで聞こえるかと思った」と心で呟く…健さんには珍しい「下ネタ」は今でも語り草です😁💦

この映画に写し出される昭和の男たち女たち町並み季節…酔いしれていただきたい✨

アサコの家の前にはトラックが停まっており引っ越しの真っ最中…聞くとなんとアサコは一足先に列車で引っ越し先へ向かうために家を出たという。
おれのブルーバードは駅へ🚗
車内のカーステからは大音量のRCサクセション🎵
リョウを除いたおれたちは明らかにこの状況を面白がっており顔が笑いそうになるのをこらえるのに必死だ😁💦

ホームでリョウがアサコを見つけたのは特急の発車まであと10分というところだった。

二人でホームで話しているのをおれたちは少し離れたところから盗み見ていた。

リョウがいつ準備したのかプレゼントらしきものを渡して物凄い高速で何度も頷くのが見える…二人の間のドアが締まり発車…この映画のいしだあゆみのように泣き笑いの表情を見せているのはアサコではなくリョウのほうみたいだった💦

駅前に四人が出てくる…
リョウの顔を見れば彼の告白の結末はだいたい分かる💦
「映画でも行く?」
ター坊が背伸びをしながら言う…

「シュコシュコシュコ…ケペン…ポコン…シュシュコン」
変な音が聞こえてくる💦
何の音だろう?と音のするほうを振り向くと棒立ちになったままこぶしを握りしめたリョウが泣いていた。
「シュコシュコシュコ…ヘン!コポン!シュシュ」
なんて泣き方だぁ?笑うとこなんだろうけどみんなつられて悲しくなってきた。
「こんなとこで泣くなよ」
早くも涙声のケンジが声をかける…
7年の恋が3分で終わったのだ…無理もない💦

おれたち3人はポケットに手を突っ込んだり空を見上げたりしながら人待ち風にリョウを取り囲んで奇異の目を向けてくる駅前の人たちからリョウをガードした。
「シュコシュコシュコン!」
変な音はしばらく続いていた…

健さん…おれたちもあれからずいぶん歳取ったけど…なかなかあなたのようにかっこよくは生きれないですね~💦
まこと

まことの感想・評価

3.8
駅は人が出発する場所、到着する場所

スタートでもありゴールでもある相反する二つの顔を持つ特別な場所で巻き起こる悲しきストーリー


風が凍てつき、息は白く、北国の大自然は忌まわしいほどに雄大

12年もの月日の中で、しんしんと降る雪のように積もり重なる冷たい結末
fishii

fishiiの感想・評価

4.4

このレビューはネタバレを含みます

名言
ついてきたっていいぜ。。。
by三上英次


冒頭の銭函駅での別れから引き込まれてました。

北海道の大自然の優しさ、厳しさ、兄妹愛とにかく心に刻まれるシーンがたくさんあった映画でした。
駅に貼ってある指名手配ポスターに桐島聡が写ってる。このポスターは小道具で、指名手配犯・室田日出男の存在を印象付けるのだが、その度に今と変わらぬあの桐島聡も一緒に画面に入ってくるものだからから何か感慨が。
桐島聡の写真の如く、ずっと昔に通り過ぎたはずの誰かの笑顔を忘れられない男女の話だったので。
出会った女を駅に見立て、その女たちを追うことで人生というレールを辿っていく。電車が「駅」を発てば、そこには別れがある、でもそれは同時に新たな出会いでもある。様々な感情が交錯する「駅」を舞台に、人間の人生を辿っていく繊細な映画。
傑作中の傑作✨舟唄が雪の北海道にしっくりとくるとは、

新発見です😆⤴💓
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