こぅ

黒い街のこぅのレビュー・感想・評価

黒い街(1952年製作の映画)
4.4
160/'22

ジャケ写掲載依頼するも不可なので、、
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「100人のチンピラより悪徳警官1人を上げる」

ウィリアム・ディターレ監督による、
VSギャングの硬派な【フィルム・ノワール】の隠れた⁈傑作発見‼︎

個人的には、【ジョニー・イーガー】を超えてきたっ(本DVD BOXの目玉作品と自負)‼︎
満足度の高い85分。


犯罪組織壊滅のための委員会を設立したジョニー・コンロイ(エドモンド・オブライエン)が、幼なじみの記者、ジェリー・マッキボン(ウィリアム・ホールデン)に協力を仰ぎ、ギャング一味を追いつめていく…。


冒頭、会見終えたジョニー。
目的は、大物ギャング、ニール・アイケルバーガー(エド・ベグリー)の組織を追い詰める事。
事務員は、マンディ・ウェークロス(アレクシス・スミス*)。
応援に駆けつけたのは、幼なじみの記者、ジェリー・マッキボン。
実家の朝食に招待する。
現役警官の父、マット(トム・タリー)に協力を要請するも断られる、、
マットを疑い、マークするジェリー。
そこで、繋がっていたのは、、

簡潔に主要キャストを紹介する手際と展開のテンポも良い。

マンディは強気女で、ジェリーと対立気味だったが、、

マンディとジェリーのやり取りが、緩急の緩にあたる。
やがてジョニーにも仲を気づかれる、、

ギャングの裏切り者は消される、、
見せかけ殺人の手際良さ。
証拠隠滅の為には◯◯もし、一般人も巻き込む卑劣さ。

追い詰められたジョニーにジェリーがついに真実を、、
ジョニーの辞任を止められるのか⁈

殺された組織の一員、モンティの妻、カルメリーナ(アデル・ロングマイア)が現れ、、

ジェリーは、情報提供者と ボクシング試合会場 で落ち合うが、、緊迫したクライマックス。


「法を守るには時に大きな代償が必要だ」

【余韻】の残るラストが良い。 

ジョニーもジェリーも悪に立ち向かう熱血漢があった‼︎
特にジェリー役、W・ホールデンがクールな【P・ニューマン風】のカッコ良さ。

無駄のない的確なキレのあるカメラワーク、撮影(編集)も見どころ。

最後になって主役が誰か⁈確定した。


*注記
ヒロイン、アレクシス・スミス嬢(31)がクールビューティー。

ACC.259
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