こぅ

ボトムス ~最底で最強?な私たち~のこぅのレビュー・感想・評価

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エマ・セリグマン監督による、
【青春・ガールズ・ムービー】。


クィアの冴えない女子高生で、親友同士のPJ(レイチェル・セノット)とジョシー(アヨ・エデビリ)は、チアリーダーのイザベルとブリタニーにそれぞれ思いを寄せていた。
2人は、今度こそ意中の相手と結ばれるべく、自己防衛とフェミニズムを建前に女子だけの ファイトクラブ を立ち上げる事に…。


🙆‍♂️🙅General review (help the chooser)
フェアで、
今夜こそ、意中のチアリーダー女子、ブリタニーとイザベルを射止めようとアプローチするも撃沈するPJとジョシー。
その帰りに、彼氏のジェフと揉めていたイザベルを助けた流れから翌日、大袈裟な事件に発展し、安易な企み で、護身術クラブ=ファイトクラブを発足。
2人は、
校長から 退学処分 を受けながら、ファイトクラブ発足で収束する経緯の有耶無耶/説得力の無さ、
クラブ中での スキル磨き パートが皆無で、クライマックスの戦闘への説得力も生んでいないのは脚本の欠陥⤵︎

イザベルの
彼氏、ジェフは、友人のヘイゼルのママと平気で浮気するサイテー男。

冴えない主人公、
野望/計画、
仲間思い、
嘘、
仲間割れ〜仲直り
対立/対決、
成長。
プロットは、
シンプルで、'80〜’90年代辺りの青春/ガールズ・ムービー/フェミニズムを踏襲/網羅している。
今時なのは、
主人公が堂々とクィアで、程よいバイオレンスと 殺し についても 嫌味無くサラッ と描かれているところか。

ドレッドヘア教師他、個性的なキャラ揃いで立っていた。

クライマックスは、
ライバル校とのアメフト試合での ボコリあい で完全燃焼するが、
オールOK で締めないのが、青春の ビター感 が出ていて良き!
こぅ

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