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メルビンとハワードのHのネタバレレビュー・内容・結末

メルビンとハワード(1980年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

ずーーーーーっと長年観たかった映画をやっと観れた!嬉しい!ほんと傑作だった。。
メルビンとハワード2人の話かと思ってたら全然違くて、メルビンの家族の話だった。
遺産の相続人に指名されたメルビンの家(ガソリンスタンド)に集まる野次馬の群れを離れた木陰から眺めてるメルビンかわいいw
砂漠を疾走するバイクシーンや、テレビショーのシーンとかポール・トーマス・アンダーソンほんと大好きな映画なんだろうな。メルビンとハワードのやりとりがずっと愛しくて、2人で歌い合う曲が自作のクリスマスソングて、もうそんなん好きになってしまう。家族とは離れたりくっついたり、新たな家族が出来たりと様々な繋がりがあるけど、なんだかんだみんな優しいし親と子の繋がりを決して忘れないから暖かい。相続金なんて無くても幸せそうに見える(そりゃ相続金欲しいだろうけどw)。自分は、クリスマスのシーンがある映画がとにかく好きなのと、鈴虫などの切ない虫の泣き声が鳴ってる映画も好きだから、どちらもあって完璧だった。優しい版のカサヴェテス映画みたいな感じも少なからず。手元に置いておきたい映画。
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