メルビンとハワードの作品情報・感想・評価

「メルビンとハワード」に投稿された感想・評価

念願。高笑いバイク爆走のち転倒、からの救助同乗のあと、タイトルになってるくせにほとんどハワード出てこないあたりからして既に狂ってる。賢明じゃない愚者の切実な立ち行かない人生。笑えない喜劇。降車したロバーズの親指から始まる"別れ"の連鎖の映画。傑作。

親指を立てて別れるロバーズ/序盤〜終盤、妻との数度の別れ/妻が娘を見送る別れ…と別れが全編続く。ガソリンスタンド/配達員、別れが頻発する職業。人生が好転しかける転機(テレビ賞金/油田/ハワードヒューズ遺産)もすべてうまく作用しない。しかしだからこそ、ラストの字幕で泣く。別れなかった!

2019/08/13 (過去感想サルベージ)
イワシ

イワシの感想・評価

4.0
ジェイソン・ロバーズが砂漠の一本道で車を走らせているラストで涙腺崩壊。『砂漠の流れ者』を否応なく思い出させるが、助手席のポール・ル・マットは穏やかに寝入り、運転手の老人は「バイ・バイ・ブラックバード」を幸福そうに歌う。中盤のライブシーンも素晴らしい。
tulpen

tulpenの感想・評価

4.0
冒頭で雄叫びを上げながら
バイクをぶっ飛ばすジェイソン・ロバーズがカッコイイ!

そこからの夜のドライブシーンがとてもいいの。
ハワードとメルビン
なんかいいコンビネーションだなぁ。


♫悩みをカバンに詰め
低く歌いながら旅立つ
バイバイ ブラックバード
きっと優しい誰かが
どこかで俺を待ってる♫


「ハワード・ヒューズが俺の歌を歌ってくれたんだ!」って親指立ててたメルビンが愛おしいなぁ〜。
こんな男、捨てられないよねー。
捨てない女を演じるメアリー・スティーンバージェンがとてもキュート。


こういう映画を撮るジョナサン・デミってきっといい人なんだろうなぁ〜 。
moku

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4.5
そう、冒頭のバイクシーンからPTA「ザ・マスター」でのオマージュはこれかーと嬉しくなる。ジェイソン・ロバーズの笑顔が堪らんのよね。
車でのあまり噛み合ってないやり取り、自作の歌にバイバイ・ブラックバード♪

メアリー・スティーンバージェンが超キュート。ブルーのドレスにベール、タフアフアイ流れる結婚式。サティスファクションでのズレたタップダンス。怒ってポンポンと衣装脱ぎ捨てるカッコよさ。怒っても泣いてもどこかおおらか。

一発大逆転!なーんの問題もなく簡単に他人の遺産舞い込む!なんて事にもならない、世知辛さもここでは良いのだ。
「ハワード・ヒューズが俺の歌を歌ってくれたんだぜ!それで十分」


<中原昌也への白紙委任状>
いぬ

いぬの感想・評価

4.0
会場劇混み。祝日であること、有名監督であることなどが原因だろうか。ジョナサンデミは割と好きな気がしていたが、ほとんど見てないかも。フィラデルフィアなど見直してみたい。暇があれば。。(土地の雰囲気が好きだった気が)
ネタバレですが、おそらく現実では、ハワードさんにお会いしたことすらペテンなのだろうと思う派。根拠もある。普通に良い映画だな、となんとなく記憶に残るようなタイプの映画。wowowでやりそうな映画ではあるね。タップダンスで笑いが起こった。痩せっぽちで悲壮感のある明るい女性というのは人気があるのかなと思った。面白かったが、お尻が痛かったので、普通の席で見たらもっと良かっただろう。
AS

ASの感想・評価

4.2
過去に体験したことない混雑具合の中で観たからこそ楽しめた快作。
もしまた機会があれば、再び会場がギュンギュンになりますように

@アテネ・フランセ
ゆく

ゆくの感想・評価

4.8
PTAが敬愛するのも納得。トークショーでいわれたようにアルトマンっぽい。
「ジョン・ハワードが俺の曲を歌ったんだ」とラストのバイ・バイ・ブラックバードのシーンで大感動。
oekoju

oekojuの感想・評価

-
らいかろーりんぐすとーん。
砂漠の一本道を奇縁がゆく。
キレてるんだか抜けてるんだか。
やんなっちゃう「限界…」な生活も歌えや踊れやキスしろや。
嫁さんとお子ら、可愛さ爆発。
ええじゃないか。

メモ
・投げ捨てられる小銭とキャメル
・「またね」の句読点
・歌とダンスのいなたさ
eigajikou

eigajikouの感想・評価

4.1
スケール感が変化する所、モトクロスやってるジェイソン・ロバーズの嬉しそうな顔!(モトクロスやってたからあんな場所でやれたらなぁって思った)冒頭からグっときた。ポール・ル・マットの適当な奴感、メアリー・スティーンバージェンの表情と動きの魅力。とりとめなさも好き。
青山真治監督と中原昌也さんトークで中原さんがこういうダラダラしたアメリカ映画だらだら見ていたいと。青山監督嫌いな「リメイン・イン・ライト」好きだし『カーマイン・ストリート・ギター』「ジョナサン・デミに捧ぐ」で涙した私ミーハーだなぁ…
先日やまざきさんが話していた冒頭のバイク疾走シーン、「ザ・マスター」ホアキンを思い出しながらビンビンに痺れる。人生のドラマチックな瞬間とほんとに忘れてどうでもいいような地味な瞬間、どちらも胸に残る描き方をできるのがジョナサン・デミ。ストリップやバイクのシーンも印象的だけど、あのデカいサンドイッチや娘のバナナのぬいぐるみもきっと忘れないと思う。今作でのヒロイン、メアリーさんの素晴らしさ。デミに出てくるヒロインはいつだって弱さと強さといい加減さを持っている。ステージ中に大揉めして真っ裸でバーを出ていくとこなんて泣いちゃうくらい最高じゃないですか。そして出てるだけで嬉しいジェイソン・ロバーズ。
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