ヒッチコッ九太郎

救命艇のヒッチコッ九太郎のレビュー・感想・評価

救命艇(1944年製作の映画)
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舞台は小さな船だけ(救命艇)、その船の全体も写さないし、BGMもない。
実験的というか、もうヒッチコックの撮りたいように撮った作品(笑)。
ヒッチコックはタイタニックを撮りたかったという話もあるけど、この作品はヒッチコックのタイタニックみたいな感じに観てもいいかもしれない。
ジェームズ・キャメロンも観て参考にしたんじゃないかな?(笑)


※新聞を読むシーンで、そこに載っているダイエット広告の記事。
普通はアフター、痩せた方が胸を張って笑顔なんだが、ここにはなぜかビフォー、太った方が胸を張って堂々としている姿が写っている。
なぜか?って、この太っても堂々と胸張った人どう見てもヒッチコックなんだから(笑)。