「救命艇」に投稿された感想・評価

ウィリーの下からの大写しカットのアクションブロンソン感。
別にそれほど面白いわけではないが、ヒッチコックが考える戦争の縮図がこの小さな救命艇の中に見事に描かれている
なんかの研修でやらされた。
録画していたものを見直し。
脚本があのジョン・スタインベック。舞台が狭い救命ボートの中だけで一時間半以上もたせるということは改めて凄いと思う。

それぞれのシーンのつなぎ方が、観客の意識が散漫にならないように計算されているように感じた。

例えば、

タルラ・バンクヘッドが隣の男の足に自分の足を絡ませる→足を失ったウィリアム・ベンディックスが海水をコップでくむため靴から紐を抜き取る→ヒューム・クローニンが看護師が髪を結んでいた紐をほどく

といったようにそれぞれカットに関連性をもたせるなど、細かい箇所まで行き届いた演出がほどこされている。

このレビューはネタバレを含みます

新聞にヒッチコック
閉鎖的な空間の中で変化していく人間の心情が面白かった。予測できる物語りでも、撮る方法によって恐怖やスリルを増幅させることが出きる。見ていて飽きない。
イギリスへ向かう旅客船がドイツの攻撃によって沈没!救命ボートに人が集まるも、一人のドイツ兵が来て大変。

ボートの上というのが、密室劇になっていて面白い。それだけでなく、ドイツ兵が来た時の巧みな心理描写もヒッチコックならでは。
アルフレッド・ヒッチコック監督作品!
なかなかの密室サスペンスでした〜、
お約束の監督出演場面にニヤリ笑
よか映画!
>|