RIO

ラッチョ・ドロームのRIOのレビュー・感想・評価

ラッチョ・ドローム(1993年製作の映画)
3.3
北インドを起源とするロマ民族
ヨーロッパを移動し彼らは自分たちのことを「ロマ」と呼ぶ

魂のロマ音楽、燃えるような炎の音楽の旅に見応え充分
期待を裏切らなかった
バイオリンの演奏
少年の歌声にフラメンコを次々と踊る女たち
普通にスーツ着たままで踊り始める
旅から旅へと、ゆく先々で音楽が演奏される
移動する道の途中、少年が柵に花束を巻き付ける
姿がなんとも素敵です
一人の少年が馬をひいている
ちょっとタルコフスキーを感じたカットもあったり

監督はアルジェリアのトニー・ガトリフ
1993年に制作

ジャンゴ・ラインハルトはジプシー出身
ジプシー音楽とジャズを合わせたスタイルを作り出している
この作品にはジャンゴは出て来ませんが
果てしない旅を続けてきた歴史の哀しみと憤りが
観る者の心に響いてくる…
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