大手下着メーカー社長のリチャード・アッテンボローの夢は誰にでもフィットする究極のブラを作ることで、だから今日もモミモミ開発に余念がないがシャーリー・マクレーンの妻がミシンが壊れてまいっちんぐとうるさいので誰かやらせろ、てなワケで駆り出されたジェームズ・ブースだったが気が付けば社長夫人といい仲に…そしてブースは屋敷の屋根裏に囲われることになる、というこのセックスコメディを観たのはガキの頃で、なんたる羨ましさ！と悶えたものだ。知った時からバアサンだったマクレーンもこの映画では異常にキュートだし。話はその後、アッテンボローが遂に魔法のような自在ブラを発明してもっとデカい家に住もう！と言い出し、屋根裏生活が終わってしまうと考えた愛人コンビは一計を案じるのだが、これがまさしくオッサンのファンタジーとしか言えないトンデモプランで40を越えた今でもこの映画が羨ましいと思うのだった。成長ってしないもんだな。