hoka

ディレクターズ・カット JFK/特別編集版のhokaのレビュー・感想・評価

3.5
正直、ケビンコスナーはカッコが良過ぎて、実際何処までが事実なのかはわからない。
大体アメリカの国の中枢が共謀した犯罪行為の真実に迫った検事が無事なのが、この物語のフィクション性を上げている。
しかし
ここまで不審な点が無視されて、オズワルドの名前だけが大きく報道されて、そのオズワルドもあっさり殺された。ケネディの軍縮政策や中央情報局の権益の縮小など当時の利権者が苦々しく思っていたのも事実だと思う。
この映画で描かれた推察を交えた検事の口頭弁論は45分にも及び圧巻だ。それを骨太の映画に仕上げた、オリバーストーンは当代一の社会派だと言うのも頷ける。
しかもちょい役で、ジャックレモン、ウォルターマッソー、ドナルドサザーランド、ケビンベーコン。奥様に【キャリー】のシシースペイセク。豪華すぎ。
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