ヘンテコな映画だった。ドールあんま出てこないし全然動かないし。
パンクと淫猥を融合した世界観は結構良くてドールのデザインもそんな感じで良かった。
どちらかと言うと異形ホラーというか孤独を感じる異形の主人公の心理の方がメインかな。
復讐劇より主人公をほだそうとする女との駆け引きの方が長いやん、て感じだけどSM女王様の裏の顔を持つ計算高い美女という設定がなかなか良い。
中弛みしまくるけど、なんとか彼女の演技力で持っていた。
謎の監禁されてるガールズパンク笑うけど、音楽はカッコよくて割とおしゃれにBGM要員として利用されている。
kill pussy kill♪ kill pussy kill♪ なんつー歌詞や…。
序盤の椅子ドリルはすごい引き込まれたのにだんだん尻すぼみで残念。
個人的には2パターンのエンドを見せるより、ラストのハッピーエンドそのままの方が映画のテーマに合ってて好きだったな〜。
そっちの方がカルト映画として悪のパワーカップル的なホラーアイコンとしてのキャラクターを確立できた気がする。
