火の玉ジョニー

驚異の透明人間の火の玉ジョニーのレビュー・感想・評価

驚異の透明人間(1960年製作の映画)
1.8
めちゃめちゃマジメに作られた反核映画
核物質から体を透明にできる光線を開発し世界征服を企むマッドネスな少佐

開発にあたった博士は娘を囚われて仕方なく少佐に協力
そして刑務所から脱獄させた金庫破りで実験し透明になった彼に核物質を盗ませる

笑いどころがひとつもなくツッコむ気にすらならない作品

面白いのかといえば面白くない
つまんないかといえばつまんなくない

どっちなんだ?といわれれば…

答えようのない作品

出ている俳優も地味めだしそこをレビューネタにもできない

それでも作品が訴えかけてくる
博士は度重なる実験で被爆していてもう長い命ではない
妻も実験で亡くしているらしく気がかりは娘のこと

金庫破りは最後に良心に目覚めるのかヤケクソになるのかマッドネス少佐と対決
大爆発〜っっっ!!

あっ、あともうひとり少佐の助手の女性がいたわ

なんとも感想に困った映画はラストでさらに難問をふってくる
博士がしっかりこちらを向いて
「あなたならどうする?」

正直、知らんわ
世間が「ワイスピ」で沸いてる間にこんな作品見てるんだよ(笑)