突如現れたもう一つの地球。交信を試みると通信士の応答に答えたのはなんと同姓同名の通信士。どうやら地球のすぐ近くに完全コピーされた地球が出現したらしい。
お互いの交流のため、民間から一人だけ代表者が選ばれロケットでもう一つの地球に行くことになるのだが。という設定。
ストーリーはとある後悔を抱えもう一つの地球に行こうとする女性と悲しい過去をもつ男性の心の交流がメインでSFというよりはかなりヒューマンドラマ。SF設定が活きてくるのは最後の最後でした。
設定はとても面白いですがSFを期待すると思ってたのとは違う、と感じますし、ストーリーも重たいので人を選ぶとは思います。
終わり方は自分好みです、モヤモヤするけど。