アナザー プラネットのkakashiのレビュー・感想・評価

ドラマのThe OAでブリットマーリングが気になり鑑賞。
題名からはSF的要素を想像するけど、実際にはそういった演出はほとんどなく、ローダの心理的状況を反映するかのように、淡々と物静かに展開する。哲学的な印象をも受けた。映像の撮り方など個人的には引き込まれた。
贖罪がテーマだが、ローダが最終的にとったあの行動でジョンが救われるのかは色々なシチュエーションを想定してもかなり疑問だし、またエンディングの解釈にはちょっと悩む。
ブリットマーリングらしい作品ではあり、そういう意味では楽しめた。