このレビューはネタバレを含みます
2009.3.27.
仕事帰りの金曜日、
「あーエロい映画観たい」と
ただそれだけの性欲にも似た即物的感覚で、
ツタヤで借りた。
よく知らない相手とのセックス、
そのあとベッドの中で交わされる会話、
嫉妬、あきらめ、呆け、かけひき。
終始ベッドの中だけでのやりとり。
相手のことなんて何も知らないくせに、
セックスした相手に抱く身勝手な距離感。
執着、愛情、憎悪、諦観。
そんな微妙な感情を、
とても丁寧に映していると思いました。
なにかしらん、満足。
腑に落ちました。