秋のコーラ

ポゼッションの秋のコーラのレビュー・感想・評価

ポゼッション(1981年製作の映画)
4.5
堪らない

ただただ不穏なオープニングからグッと心を掴まれた。そのまま高カロリーなカメラワーク、俳優陣の演技でラストまで駆け抜ける!何も内容を知らないで観たので、前半は単なる夫婦の不和物語だと思ってたけど、まさかこんなに複数のジャンルを跨いでいくとは…

タイトル「Possession」の憑依と所有とのダブルミーニング(多分)も、とてもすんなり入ってきた。特に「所有」という意味で考えると、割と昨今の映画界の主流にも沿っている様に感じて、とても面白かった。最近のだと『ハッチング 孵化』とかは本作を参考にしていそう

本編観ても頭の中は?だらけだけど、これは観た人にしか絶対に理解出来ない興奮がある
劇場で観られて本当に良かった
秋のコーラ

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