シャンバラの雨

ポゼッションのシャンバラの雨のレビュー・感想・評価

ポゼッション(1981年製作の映画)
5.0
DVDを購入し再鑑賞したので感想を。
初めてリバイバルで観たときほどの衝撃は得られなかったものの、そのインパクト絶大な映像と意味深なストーリーを無視することはできない大傑作です。
一度話の大筋を掴んだとしても、多くの疑問が残ります。なので観た後にスッキリしたい人にはオススメできませんが、逆に謎を残す映画が好きな方は鑑賞を勧めます。イザベル・アジャーニによる怪演はもちろんのこと、次第にアジャーニの狂気に染まっていくサム・ニールも素晴らしい演技をしています。サブプロットがいくつかあり、若干散らかった感じはしますが、観たことのない構図や映像の狂気を体験したいならこの作品はそれにピッタリです。