HolgerShumai

田舎司祭の日記のHolgerShumaiのレビュー・感想・評価

田舎司祭の日記(1950年製作の映画)
3.7
見ている間、カフカやドストエフスキーの小説を読んでいるような気分だった。そういった小説を読んでいる間脳内に流れる映像を具現化したような作品。そのため、表現手段として映画である必要はあるのか?原作の小説のままでは駄目なのか?という疑問が残った。全体的にモノローグが多くて説明的だし、映画にするなら”映像で語る”ことに集中したほうが良い。