いち麦

ジム・キャリーINハイ・ストラングのいち麦のレビュー・感想・評価

3.0
Opタイトル・クレジットでは主演のスティーヴ・オーデカークの名前の方が大々的に冠されている。「ブルース・オールマイティ」「ナッティ・プロフェッサー」「パッチ・アダムス」などの脚本も手がけたマルチ・タレントな俳優&プロデューサーの彼が、ほぼ独壇場の一人芝居を延々と披露(流石に飽きがくる(笑)。表情豊かに毒舌を吐き続ける演技に何処となくジム・キャリーの芸風に通じるものを感じた。物語は至ってシンプルで有りがちだったけれど。
邦題には名前こそフィーチャーされてはいるもののジム・キャリーの目立った出演は終盤の約5分間のみで更にエンドロールにさえノン・クレジット。出番の少ない死神役だが、このとき既に持ち前の顔芸を存分に披露し強烈な印象を残しているから、彼が本当に駆け出しちょい後ぐらいだった当時の状況が窺える。他にもBTTFでビフを演じたT.F.ウィルソンや子役時代のK.ダンスト(「ジュマンジ」のちょい前)が出演していた。
いち麦

いち麦