実録ヤクザ映画のはずだけどサイコホラーみたいにになってる笑
とにかく実在したヤクザ「石川力夫」演じる渡哲也さんの演技が凄まじいです。生きながら死んでる人でした。
親や兄弟でもおかまいなしに暴力を振るい、ヤクに溺れ自滅していく石川。
感情移入は全くできないのですが、ここまで行き着くと、映画の中ではめちゃくちゃ魅力的に見えてくる。
やっぱり深作監督の演出はテンポが良いです。後半の圧巻の立て篭もりシーン。石川を憎んでるヤクザ達が警察と一緒に石を投げつけるカオス状態。
墓場での襲撃のスローモーションもカッコいいな〜。
ラストのラストも圧倒的な暴力表現。
凄い映画でした。